不安 恐怖 潔癖 あがり
イライラ 被害妄想 寂しい
昼夜逆転、無気力 閉じ籠り
生きてゆけない 死にたい
無言 無動 取り越し苦労
根気なし
無感情 笑われる
見張られる
空きやすい
気分急変 悪口言われる

理解思考読書不能 無感動

 


 
まえがき


私の所に相談及び施療で訪れる方々は、「心の病気」という言葉は知っておられるが、

本当にどのようなものかと言うことを知っている人が殆んどいない。ことに驚きを覚えた。

これは一般の方々だけではなく、医療機関の専門家に適切な説明を受けておられないことにもよるが、

適確な説明ができないということは知らないということである。

テレビラジオ等で「心の病気」についての相談番組があるがそれを聞いていても、質問する側答える方達にも何となくごまかしているような雰囲気が

あって、質問している側からは納得したような素振りをしないと悪いような状況さえ感じとれる。

「心の病気」と言うことは昔からいわれている″狐憑き″あるいは先″祖の霊が災いをしている″

などそのような表現にピッタリの現象でもある。
これまでにも、岡山あるいは九州地方、北陸地方から相談に来られた方三泊四曰くらいで自宅講習

にみえた方達も、専門の医療機関に行ったとき、それは狐″憑き″あるいは″憑きもの″だよと言われたとおっしゃる方が多かった。

医療の進歩は部分的には素晴らしい発展を遂げている。先進的な医療技術にスポットを当てることは非常に容易である。

ニュース性、話題性もある。 



あとがき

本書によって予備的知識を持たれたと思うが、更に詳しく知りたい、実際どうすればよいのかとの方
々のためにパンフレットを作成してある。

「心の病気」は、心臓病や脳卒中などと同じく、
病気になり易い体質は遺伝する。

血族に祖先にこのような病気の人々を知っている方は、日常生活の中に発病予防的手法をとり入
れてほしい。

発病してしまうと本人が苦しみ大人は社会的信用を失墜してしまうことになる。

子供は遺伝的体質を持ち生まれてきていても発病しにくい生活環境家庭生活を行わせれば、

発病をみないで済む。そのためには親が十分な正しい知識と方法を知っていることが条件となる。

我が国が先進文明社会の仲間入りをしはじめた時から、本病は多発するようになった。

このことは今迄の知識物事の考え方を軌道修正する必要があることを意味している。

生活のための道具が変わってくれば、取扱い方法や、知識が変わるように、ソフト面での見解を

更新しなければ精神病院の入院患者数の減少は無く、今迄通り年々増加の一途をみるであろう。

身体機能的欠陥が著しく目立つ人には身体障害者として社会制度の中に組込まれ更生、福祉施
設がある。

しかし一般社会で何とか働けるが周囲と交流ができない変人と映る人々は対象外である現在、

自分で予防し治してゆかねばならない。最初は簡単に記述し皆さんに「心の病気」が

何であるか知っていただくために書き出したが、自分で実際に診て、治している者の欲で、

あれもこれもと加えて、頁数も多く、内容も専門的になってしまった。654頁

時折、本「書が難解で全く解らない」とお手紙をいただくが、
この読者は、本″を読んでも頭に入ってこない〃症状である。 著者



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