鈴木 梅太郎(外リンク)(すずきうめたろう)博士は
「オリザニン」を発見し、
「脚気(かっけ)病」に顕著な効果がある
ことを発表した。
これに意義を唱え、「かっけ病」(外リンク)
の撲滅を遅らせたのが
得意の文章を使い妨害した
「小説家 森鴎外(森林太郎)」
であった。
「田舎学者が何を言うか」と。
この時森鴎外(森林太郎)(外リンク)は
陸軍の衛生トップで
(今の厚生大臣)にあたる地位であった。
鈴木 梅太郎(外リンク)(すずきうめたろう)博士は
戦前の日本の農芸化学者。
現在の「理化学研究所」(理研)設立者。
鈴木 梅太郎(外リンク)は米糠が脚気の予防
に使えることを発見した事で有名で、
明治天皇の脚気病を
鈴木 梅太郎(外リンク)の方法で治した。
脚気病(外リンク)(かっけ)は、
ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって
心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。
神経障害により心不全が生じるため
下肢(足)のむくみが発生し、
下肢(足)のしびれが起きる
このことから脚気の名で呼ばれる。
脚気病は、江戸時代(元禄年間)に
一般の武士にも、町人にも多く発生し
大流行し、「江戸患い(えどわずらい)」
と呼ばれた。
江戸へ赴任した地方の武士が脚気病になった。
写真文章出典Wikipedia
脚気病の撲滅に尽力した、もう一人の
人物高木 兼寛(外リンク)(たかき かねひろ)博士
高木 兼寛博士は日本の海軍軍人で、
最終階級は海軍軍医総監
(今の厚生大臣)に相当。
彼は「ビタミンの父」とも呼ばれ、
海軍の脚気病の撲滅に尽力した。
カレーライスを脚気の予防として
海軍の食事に取り入れた人物。
(海軍カレー)
東京慈恵会医科大学の創設者。
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脚気を自分で判断する方法
①足が床に着かない状態で
椅子に腰掛ける。
②膝のお皿の直下を 硬い物で軽く打つ。
③足首がピクンと前方に上がれば健康、
上がらなければ「脚気」を疑う。
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明治時代に麦めしが脚気病に有効
と判明したことを大正~昭和にかけてまで
谷崎潤一郎ほどの有名人でさえも、
脚気病が麦めしで回復することを知らなかった。
出典朝日新聞
小説家 谷崎潤一郎の記事
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